- タイル職人になった理由
- 父親がタイル職人で、16歳のときにアルバイト感覚で始めたのがきっかけです。親父の仕事が忙しくて、最初からタイルを張っていました。 それを手伝っているうちにいつのまにかタイル職人の道に進んでいました。一人暮らしを始めたり車を買ったりして、仕事を続けざるを得なかったっていうのが本当のとこですけどね(笑)。
- タイル職人の魅力
- 建物のエントランスにタイルを施工してそれが完成したときに、タイル職人をやっていて良かったなあと思います。 手間のかかる仕事は印象に残るし、やりがいを感じます。
- この仕事を続けて良かったこと、辛かったこと
- タイル職人やっててよかったと思うのは、やっぱり建物が完成したときですね。
あとは現場で監督さんや他業種の人とコミュニケーションがうまくいったとき。段々とその現場での仕事がやりやすくなってくると、やってて良かったと思います。
つらいことは、荷揚げ(笑)。乗り込みの日にずっと荷揚げをしているのは辛いです。 あとは、職長という立場上、現場が うまく回るようにしなきゃいけないのが大変です。 タイル屋同士はもちろん現場の監督さん、他業種の人とのコミュニケー ションやお金のことなんかが上手くいかないと職長をやめたくなりますね。 - 施工で気を付けていること(仕事で気を付けていること)
- 若手の育成には特に気をつけています。 なるべく軽い当たり方をするように気をつけていますが、指示の出し方、伝え方、動かし方って難しいです。
- 仕事へのこだわり
- 現場は段取りが八割。現場が上手く流れるように、遊んでいる人がいないように、準備する。
10人いたら10人が全力を 出せるようにするのも職長である私の仕事です。仕事が無いときには特に気をつけています。 - 休日は何をしているか
- 基本的に前日に飲みに行って休日は夕方に起きています(笑)。
昔はスノボとバイクが趣味だったけど、今はとにかく寝 て疲れをとることに専念しています。前もって休日が分かっていれば旅行にも行きたいです。 - 日本陶業の良いところ
- なんだかんだタイル屋の中で一番いいんじゃないですか。 老舗だし、職人の技術力も高い。日本陶業の職人は皆人当たりが良くて皆仲が良いですよね。 自分が初めて行く現場でも、他業種の人が日本陶業を知っていることが多くて、とてもやりやすいです。 一つ言わせてもらえるなら、タイル一級技能士取得へのバックアップを強化してほしいです。
- 将来の夢
- タイル職人でデカくなりたいです。どうせなら難しい仕事に挑戦していきたい。
以前施工したスーパー銭湯は、とても難し かったけどやりがいがありました。 タイルの仕事がこれから先もずっとあればいいなと思っています。
お気に入りの道具
『ベビーサンダー』
ベビーサンダーはタイルを切断するときに使う道具です。
実際に施工するときは、高速回転用と低速回転用の二種類のベビーサンダーの使い分けにこだわっています。
例えば床のタイルを施工するときは、いきなり低速用で切るとタイルの表面が欠けてしまうこともあります。そこでまずは高回転用を使用して、その次に表面きめ細かく仕上げるために低速用を使用するようにしています。
思い出に残る物件
『ららぽーと立川』
床タイルがほとんどでしたが、先日表彰されたのが嬉しかったです。
いつも一緒に働いている仲間達と、現場終わりの打ち上げの写真です。
今日もみんなで頑張りました!!