No17 江戸川女子中学・高等学校新講堂・体育館 ニューカーニバル乾式工法
『中層部に乾式タイル張り工法を採用し安全性向上!』
『中層部に乾式タイル張り工法を採用し安全性向上!』
10年定期打診点検の必要ないニューカーニバル工法で!
「御施主様と設計者から外装イメージカラーは、既存校舎のスクールカラーを踏襲し、且つタイルの持つ質感と温かさを表現したいとの要望を受け、見本焼きを幾度となく繰り返し、漸く割肌仕上げの淡いピンク系色に辿り着けました。やきものの持つ色むらと割肌の陰影が外装に深み与えることが出来ました。
又、タイル張りでありながら10年定期打診点検の無い乾式タイル張り工法を中層部に採用し、低層部(高さ:2.5m以下)は接着剤張り工法で植栽を下部に設けることで安全性を保持することとしました。乾式タイル張りもタイル厚が25mmで重い為、ニューカーニバル工法による安全性向上と低層部タイルとの取り合いに注意を払いつつ、完成することが出来ました。」
(㈱日本陶業/担当:富田幸代、職長:伊藤一徳)
足場ばらし(低層部)
足場ばらし(中層部)
躯体状況
大壁へのレール取付け
タイルの取付け
柱部へのレール取付け
溝部へのレール取付け
接着剤によるタイルの張付け
目地詰め
外壁部の出隅
建物概要
- 発注者:学校法人江戸川学園
- 現場名称:江戸川女子中学・高等学校新講堂・体育館
- 設計・監理:㈱山下設計
- 施工:鹿島建設㈱
- タイル施工:㈱日本陶業 担当:富田幸代 職長:伊藤一徳
- 工事概要:外壁中高層部 乾式タイル張り(ニューカーニバル工法) 700㎡
低層部(H=2,500㎜)タイル接着剤張り 350㎡
外装タイル ニッタイ工業㈱(227×60×25㎜)・割肌仕上げ - 竣工:全体平成26年11月