No.23 篠ノ井総合病院 新病院整備工事
『カーニバル工法で外断熱通気工法、難易度の高い施工を完遂!』
『カーニバル工法で外断熱通気工法、難易度の高い施工を完遂!』
高層部は難易度の高い施工を纏め上げる―
「外装にタイルを希望されるお施主さんと、乾式工法にこだわる設計さんの要望でカーニバル工法が採用されました。高層部は、35ミリの外断熱〔ミラフォームラムダ〕を後張りし、60ミリの通気を設けタイルを浮かして納めるという、非常に難易度の高い施工を致しました。
まず躯体の段差や精度を、太く、長い12ミリの拡張アンカーを打ち込み、面調整を整えながら、950×1300サイズにユニット化された金物下地を取り付けました。低層部もタイルのグレードやボリューム感をリクエストされ、還元で下見張り風にした300ミリの長いタイルを、同様に浮かせて取り付けた施工でした。工期も夏期から冬季にまたがり、30名ほどで纏め上げた大現場でした。様々なリクエストにお応えすることが出来、お客様にはよい仕上がりであると喜んでいただけました。」
(㈱日本陶業/担当:白木幹夫、職長:高橋浩之)
施工完成
高層部のタイル(外断熱工法にて完成)
躯体に墨出しアンカー取り付け
アンカーに金物下地取り付け
タイルのセット
低層部のタイル
断熱材の取り付け
安全と施工の確認
出隅下地の取り付け
全体完成図
建物概要
- 発注者:長野県厚生農業協同組合連合会
- 工事名称:篠ノ井総合病院新病院整備第一期工事
- 設計監修:全農長野一級建築士事務所
- 設計監理:株式会社エーシーエ設計
- 施工者:戸田・守谷建設共同企業体
- タイル施工:炭平コーポレーション㈱、㈱日本陶業
- 工事概要:竣工 平成26年11月30日
- 構造:RC造一部S造、地下1階、地上7階
- タイル:4000㎡ 高層部白系250×80×20ミリ
低層部茶系300×100×20~30ミリ厚