株式会社日本陶業

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No.28 梁・軒の上げ裏、斜壁、曲面壁への安全施工
『ニューカーニバル工法だから、安心して採用されてます。』

危険部位への施工に対応できるニューカーニバル工法―

「近年、外装タイルの採用が減少しています。ましてや梁・軒の上げ裏や斜壁、曲面部位へのタイル施工は、最も危険リスクをはらんでいます。そこでニューカーニバル工法で施工した各危険部位への施工事例を今回取り上げ、その安全性と対応策を紹介します。
①「鎌倉某邸」では施主より上げ裏が吹付け仕上げでは納得できず、敢えてタイル仕上げにしたい、という要望を受け、レール金物下地とタイルを堅固に嵌合させ、地震時でも決して外れない工夫をし、しかも揚げ裏には外断熱工法を併用し施工しました。
②「青雲学園本部棟」では、梁部のPC板の揚げ裏にその専用レール金物を取付けたり、また同様にRC造下地のマグサ部揚げ裏にも、専用レール金物を用いてタイル施工をしました。
③「長泉町健康づくりセンター」では外壁の大曲面壁に、専用レール金物をユニット化して、躯体下地に取付け、躯体の熱膨張や収縮によるタイルへの剥離、剥落リスクを回避できるよう工夫しました。
④「南青山マンション」では外部斜壁に対してもカーニバル工法が採用されました。また防水や止水対策に配慮し、アンカー打ちにシール処理を併用したり、諸対策を練りながらの施工を各所でしております。
 上記の各施工事例を写真紹介させて頂き、今後のタイル需要喚起の一助になればと切望し、掲載させて頂きました。」
(㈱日本陶業/施工担当者(鎌倉某邸):里井 レミ)

①-1 揚げ裏にレール取付け・外断熱対応 ①-1 揚げ裏にレール取付け・外断熱対応
①-2 タイルの取付 ①-2 タイルの取付
①-3 タイルと目地詰め完了(外断熱対応) ①-3 タイルと目地詰め完了(外断熱対応)
②-1 PC板取付後の専用の金物レールセット ②-1 PC板取付後の専用の金物レールセット
②-2 タイルセット完了 ②-2 タイルセット完了
②-3 RC造梁部揚げ裏にタイルセット完了 ②-3 RC造梁部揚げ裏にタイルセット完了
③-1 R面壁へのタイル施工 ③-1 R面壁へのタイル施工
③-2 円形建物 ③-2 円形建物
④-1 斜壁 ④-1 斜壁
④-2 完成外観 ④-2 完成外観